チョッピング加工

チョッピング加工とは、インターナル形状の砥石を使用して側面加工を行うものですが、このときに砥石に上下運動をさせることで、高精度な加工を行うことができるものです。

通常の側面加工を行うと、必ず砥粒のスジができてしまいます。しかし、チョッピング加工を行うと加工痕のない良好な面が得られます。また、厚みのある製品の加工では、加工負荷による砥石のヨレが原因で、直角が出ず傾きが生じてしまいますが、チョッピング加工では傾きのない高精度な加工が可能になります。

チョッピング加工は穴などの内面の加工も可能で、長穴や複雑形状の貫通穴など、小径の工具を使用しなければならない加工で、特に威力を発揮します。

チョッピングはマシニングセンタのGコード固定サイクルで行うことができますが、オプションで付けなければ使用することができません。

※チョッピング機能のついていない設備で、チョッピング加工ができるマクロを作成しました。長穴チョッピングマクロ


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