マシニングセンタ

マシニングセンタはフライスや穴あけ、ねじ切りなど様々な加工を一つの機械で行うことができるNC工作機械です。似たようなものにNCフライス盤がありますが、違いはマシニングセンタには自動工具交換機能(ATC)が付いていることです。機種によってはオートパレットチェンジャ(APC)がついているものもあります。

マシニングセンタは大きく分けると横形と立形に分けられます。

横軸形

横形マシニングセンタは主軸が水平になっており、制御軸は直行3軸とパレットを回転させる1軸の計4軸のものが一般的です。穴加工やポケット加工時の切りくずの排出に優れており、一度のセットで多面加工が可能です。

立軸形

立形マシニングセンタは主軸が垂直になっており、直行3軸が一般的です。長いテーブルを使用できるため、多数個連続加工や大型の製品を加工することができます。

5軸制御

このほかにも5軸制御マシニングセンタがあります。直行3軸の他に2軸の旋回軸をもち、段取り替えや専用治具などを使わずに複雑形状の製品を加工することができます。


メニュー
材料
工具
研削液
設備
加工方法