ラップ機

主に被削材の表面を研磨するのに用いられます。円定盤と工作物の隙間に遊離砥粒の研磨剤を流し込み擦り合わせながら少しずつ研磨していく方法で、片面のみのラップ機を片面ラップ機と言い、上下の両面を一度に研磨できるラップ機を両面ラップ機と言います。

上記の設備は平面のラップになりますが、丸物の外周部やザグリ、球面などのラップにはオスカー型の研磨機が使用されます。回転する工作物にパットや砥石などを接触させ、工作物の回転力でパットや砥石などを回転させ研磨していきます。レンズなどの鏡面加工では横方向への往復運動を加えることでより綺麗な面に仕上げることができます。


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